フォームとCGI
フォームに入力された情報を確認画面として表示したり、メールとして送信することができるのはCGI(Common Gateway Interface)によるものです。
CGIは、Perlなどの言語で作成されたWEBサーバーにあるプログラムをブラウザーから実行する仕組みで、CGIで実行できるプログラムを用意すれば様々な処理を実現することができます。
代表的な処理は、確認画面を表示したり、フォームに入力された内容をメールとして送信したりすることですが、それ以外にもプログラムで実現できる範囲であれば何でもできるのです。
たとえば、次のような処理はCGIによって行われます。
- 入力必須項目のチェック
- 受付番号等の自動採番
- 金額等の計算
- 重複入力制限
- 入力内容の形式チェック
- 自動返信のメールの送信
こうした処理以外にも、かなり複雑な処理も可能になりますので、CGIをうまく利用することにより、メールフォームが単なるメール送信用だけでなく活用範囲はかなり広がると思います。
まずは、WEBデザイナーに相談してみるといいでしょう。
実は、CGIの知識がほとんどないWEBデザイナーがかなり存在します。
そうしたデザイナーは、フリーのCGIを多少改良するなどして流用していることが多いようですが、受信されるメールのレイアウトを少し変えるだけのことができないような低レベルのデザイナーも存在することは事実です。
そうしたデザイナーでは、フォームを有効に利用することはできませんから注意が必要です。