IMEコントロールについて
メールフォームは、入力しやすいことが大切であることは説明しましたが、その中でもIME(Input Method Editor)のコントロールは基本的なことです。
メールフォームの氏名など全角文字の入力ボックスでは日本語変換を有効にし、電話番号やメールアドレスといった変換が必要のない項目に入力するときは、自動的に変換しないように設定するのです。
いちいちIMEのモードを切り替えないで済みますので、入力のわずらわしさを軽減することができます。
以下にそれそれ設定したテキストボックスのサンプルを用意しましたので、IMEのモードがどのようになるかを確認してください。
auto → IME切替自由(モード変更可能)
<input type="text" name="****" size="10" style="ime-mode:auto">
active → IME有効(日本語入力モード・モード変更可能)
<input type="text" name="****" size="10" style="ime-mode:active">
inactive → IME無効(英数字入力モード・モード変更可能)
<input type="text" name="****" size="10" style="ime-mode:inactive">
disabled → IME無効(英数字入力モード・モード変更不可能)
<input type="text" name="****" size="10" style="ime-mode:disabled">
残念ながら、ここに紹介した方法は、サイト閲覧者の使用しているブラウザーが、Microsoft社のIE5.x以降の場合だけで、FirefoxやOperaなどのブラウザーでは、コントロールができません。
しかし、多くのMicrosoft社のブラウザーを利用者にとっては便利な機能であり、ぜひ設定しておきたいものです。