入力しやすさを考える
メールフォームはサイト閲覧者が入力して初めて意味があります。
そのためには、入力しようという気になっている気分が変わらないようにすることです。
そのためには、次の点に注意する必要があります。
- 入力する項目数が多すぎないか
- 目的と関係ない項目はないか
- 入力必須に設定した項目は明確で適切か
- 質問の内容が簡潔明瞭か
- 個人情報に立ち入りすぎていないか
- 入力用のテキストボックスのサイズは適切か
- IMEのコントロールはできているか
- 選択肢が少ないときはチェックボックス、多いときはリストボックスというように使い分けているか
- 住所の入力ボックスが必要以上に分割されていないか
- 入力時間がかかりすぎないか
たとえば、フォームが注文用で商品を送付するような場合を除いて、住所は本当に必要でしょうか?
分析等で利用するのであれば都道府県名や市区町村名までわかれば十分なのです。
生年月日も本当に必要でしょうか?
バースデーのメールを送る程度であれば、誕生月と日がわかれば十分でしょう。
また、次の機会にまわせるのであれば今回は項目に入れないことです。
たとえば、商品の問合せフォームと注文フォームがあるとすれば、問合せの段階では住所や電話番号は必ずしも必要ありません。
注文時に送付先として電話番号や住所を入力してもらえば済むからです。
そうすることで、問合せフォームの項目数が減り、問合せる側の負担が減り入力しやすくなるのです。
そして、メールフォームが完成したら自ら実際に入力してみることです。
意外とWEBデザイナー任せで、チェックできていないのではないでしょうか?
いくら見た目がよくても実際に入力してみて、入力しやすいことが何より大切なのです。